レート設定について
撮影でしか使用しない機体で、普段飛行しない機体です。
構成は以下
フレーム 399 super G
FC RADIX F4
ESC 45A bl32
モーター BH/Avenger V2 2507/1850kv
prop HQ 5.5 2.2 3
BFfwはBF4.5で止まっています(止めてる)

撮影で使用する場合は安定重視です。BFはまれにバグが発生するので安定した状態から触る事はしません。
BFの追加機能はフライトに必要なアップデートは数年感じません。
本題のレートにはいります。

画像にもあるように、私のレート設定はそこまで高い数値ではありません。がリニアよりにする事で700以上の体感があります。
撮影用の機体では、EXPOをほんのり入れることでスティック操作の角を消し、滑らかにつながるようにしています。
一方、フリースタイルではEXPOを完全に排除し、よりリニアなレート設定を使用しています。
なぜ「ACRO」を0にするのか
ACROを入れていくと、スティック終端付近のレートが上がり、レートカーブも深くなっていきます。
この特性は、素早く機体を回転させたり、急制動をかけたりするフライトでは非常に有効です。
しかし、映像として考えた場合は必ずしもメリットにはなりません。
カーブが深くなるほど、スティック位置に対する機体の動きが一定ではなくなり、特定の領域から急激に反応が大きくなるためです。
映像撮影では、スティックをどれだけ動かしたら機体がどれだけ反応するのかを、できるだけ一定にしておくことが重要だと考えています。
EXPOも入れすぎない
EXPOについても基本的な考え方は同じです。
EXPOを入れることでセンター付近の操作は穏やかになり、一見すると「機体が安定した」と感じやすくなります。
しかし、EXPOを強くするほどレートカーブは深くなります。
センター付近では非常に穏やかでも、カーブを抜けたところから急激に機体の反応が大きくなり、結果として映像上の「跳ね」につながる可能性があります。
つまり、センター付近を鈍くすることと、フライト全体を安定させることは同じではありません。
スティックの解像域を全域使う
映像撮影で私が重視しているのは、ジンバルの可動域、つまりスティックの解像域をできるだけ全域使うことです。
センター付近だけを極端に細かくしてしまうのではなく、スティックを倒していく量と機体の反応をできるだけ素直につなげる。
そのためには、極端なカーブを作るよりも、なるべくフラットでリニアなレートの方が扱いやすくなります。
微細な修正から大きな旋回まで、スティック位置と機体の動きを感覚的に一致させることが目的です。
「補正するから大丈夫」ではない
映像化を目的とする以上、FPVであっても安定したフライトが求められます。
現在はGyroflowやHyperSmoothなど、非常に優秀な映像安定化技術があります。
多少の揺れや機体の動きは、後処理でかなり綺麗に補正できます。
しかし、補正には代償があります。
強い補正を必要とするほどクロップ率は大きくなり、状況によっては画面四隅の歪みなども目立つようになります。
「後で補正できるから機体側は多少暴れてもいい」という考え方ではなく、補正前の映像をどこまで安定させられるかが重要です。
まず作るべきなのは「安定した機体」
そのうえで、機体の特性を理解し、スティック全域を使って滑らかにコントロールできるスキルを身につける。
GyroflowやHyperSmoothは、その先にある仕上げのための技術です。
機体を安定させる。
操縦を安定させる。
そのうえで最後に映像を補正する。
FPVを「飛ばす」だけではなく「映像化する」のであれば、この順番を第一に考える必要があります。
機体のセッティングだけでなく、GoProのマウント方法も映像の安定性に大きく影響します。
ユニバーサルマウントはカメラ角度を自由に変更でき、撮影内容に合わせやすい非常に便利なマウントです。
一方で、可動部分があることで角度のズレが発生しやすく、固定式と比較すると振動の影響を受けやすいという側面もあります。
そのため私は、ほとんどの撮影でシェル型の25deg固定マウントを使用しています。
角度を固定することで毎回同じ条件を再現しやすくなり、GoPro自体もしっかり保持できるため、振動や撮影中の角度変化を抑えることができます。
もちろん、撮影内容によっては25degでは画角が合わない場合もあります。
その場合は、取り付けネジ部分にワッシャーを追加することで、固定式のメリットを残しながら若干の角度調整を行うことも可能です。
ただし、固定マウントだけですべての撮影に対応できるわけではありません。
被写体の速度、飛行高度、追従する位置、必要な画角によって適切なカメラ角度は変わります。そのため、ユニバーサルマウントも必ず常備し、撮影現場であらゆる条件に対応できる準備をしておくことが重要です。
機体、操縦、カメラマウントまで含めて安定性を作り込み、そのうえで現場に応じた柔軟性を持たせる事がとても大切だとおもいます。
99gのマイクロドローンのフッテージです。→U99 not stab runcam5
それではさようなら。


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